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旧未分類 | 2009年03月26日

電気刺激で骨再生 岡山大大学院 河井助教ら 新手法の効果確認

岡山大大学院の河井まりこ助教らは、電気刺激を利用して骨の形成にかかわる遺伝子を細胞に入れて骨を再生する方法を開発、動物実験で効果を確認した。新たな骨の再生治療につながる成果として、東京都で始まった日本再生医療学会総会で発表した。
 細胞に電気刺激を与えることで瞬間的に開いた細胞膜からタンパク質や遺伝子を細胞内に送り込む電気穿孔法という手法。植物の遺伝子組み換えなどで既に利用されている。
 河井助教らは、歯を支える歯槽骨の再生を研究する過程で、骨の形成を促すタンパク質「BMP」に着目。ラットを使い、BMPの遺伝子を細胞内に入れて骨が形成されるかどうかを調べた。
 50ボルトの低電圧による電気穿孔法でラットの後ろ足の筋肉にBMP遺伝子を入れ、10日後に骨ができているのを確認した。電気穿孔法ではなく、この遺伝子を筋肉に直接注射した場合は骨はできなかった。
 電気穿孔法は、ウイルスをベクターとして使用する遺伝子導入法と異なり、人体への影響が少ないのが特徴。電気刺激を与える時間も30秒程度で済むという。 現在は歯槽骨の再生を目的とした動物実験を進めており、河井助教は「より人体に負荷のかからない手法を検討し、早期の臨床応用を目指したい」としている。 【IndepenDent Net】

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2遺伝子から万能細胞 親知らずの細胞利用 岐阜大が発表

抜歯した「親知らず」に含まれる細胞に、従来より少ない2つの遺伝子を入れて新型万能細胞「iPS細胞」を作製することに成功したと、岐阜大が都内で開かれた日本再生医療学会で発表した。
 慶応大も、ヒトの神経のもとになる細胞から2遺伝子で作製したと発表。導入遺伝子は少ない方がいいと考えられており、人体のあらゆる組織に成長できるiPS細胞の安全性向上につながると期待される。
 岐阜大は、親知らずに含まれる歯髄幹細胞ではiPS細胞作製に必要な4遺伝子のうち2遺伝子がもともと働いていることに着目。残り2遺伝子を組み込むと、効率は非常に低いがiPS細胞ができた。
 3遺伝子を組み込むと、皮膚細胞からiPS細胞をつくる方法に比べ、作製効率は最大で約40倍になった。通常、親知らずは抜歯後に捨てられるため入手しやすく、研究チームは「iPS細胞の有力な材料になる」としている。
 慶応大は、同様の特徴がある胎児の神経幹細胞に2遺伝子を組み込んでiPS細胞を作製した。
 神経幹細胞からは、マウス実験で一遺伝子だけでiPS細胞を作製した例が報告されている。【IndepenDent Net】

旧未分類 | 2009年03月14日

{お知らせ}

三嶋歯科医院7条院 理事長:三嶋 顯先生が腰痛治療のため3月16日(月曜日)より数週間の間休診とさせていただきます。なお、三嶋歯科医院7条院では院長:三嶋 直之先生がすべての患者様を引き続き診療させていただきます。皆様にはご迷惑をおかけすると思いますがよろしくお願いいたします。詳しくは三嶋歯科医院7条院までお問い合わせください。 電話番号:0126−23−7733

旧未分類 | 2009年03月03日

歯神経抜かず痛みを除去 愛院大などが再生治療法

愛知学院大歯学部の中村洋教授らのグループが、国立長寿医療センターの中島美砂子室長と共同で、傷んだ歯髄を抜かずに元通りにする新たな治療法を開発した。これまでは、歯髄を取り除くしか治療法がなかった。
 中村教授らによると、患部に「MMP3」という酵素を適量塗り込むと、血管が再生して歯髄がよみがえる。ラットを使った動物実験では、1〜2日で再生が始まった。虫歯そのものは治らないが、虫歯が歯の中心にまで達し、熱い物や冷たい物がしみる「歯髄炎」に効果がある。
 中村教授らは、傷ついた歯髄内にMMP3が多く分泌されていることを発見。「再生能力があるのでは」と予測し、治療への応用を考えついた。
 研究チームは2007年から動物実験に着手。研究は、内閣府から先端医療開発特区に選ばれており、人体に対する安全確認など課題をクリアした上で、実用化を目指している。【IndepenDent Net】

旧未分類 | 2009年02月24日

アンジェスMG、「NF−κB デコイ」の歯周病に対する有効性を動物試験で確認

大阪大学が行ったNF−κBデコイの研究において、歯周病に対する有効性が動物試験において確認され、同試験結果が科学雑誌”Antioxidants & Redox Signaling”に掲載された。
 
 本研究において、NF−κBデコイはイヌ歯周病モデルの歯根部歯肉粘膜下に投与したところ、歯周炎による歯肉の退縮、歯槽の骨吸収を統計学的に有意に抑制した。また、イヌの歯槽骨欠損モデルを用いて、NF−κBデコイの創傷治療効果を検討したところ、コントロールと比較して、歯槽骨欠損部の治癒促進効果が確認された。これは、NF−κBデコイにより、歯周炎発症時に亢進されるIL−6(interleukin−6)やMCP−1(monocyte chemotactic protein−1)等の炎症因子産生を抑制することで、破骨細胞の活性化を抑制し、骨吸収を抑制することが示唆された。一方で、骨代謝に関与する正常な細胞には影響を及ぼさなかった。
 歯周病は、歯肉炎と歯周炎に大別されるが、中でも歯周炎は歯肉に初発した炎症が深部歯周組織に波及したものであり、プラーク中の口腔細菌がその原因であると考えられている。歯周炎の治療には抗生物質や抗炎症薬が用いられているが、歯と歯周組織を連結している付着機構が壊れ、次第に歯槽骨も吸収されてしまうため、重症になると抜歯することになる。
 同社は、炎症と骨吸収を制御できるNF−κB デコイが歯周病の治療薬となることで、歯周病治療の選択肢が更に広がることを期待するとしている。

旧未分類 | 2009年02月17日

歯周組織成長に関与 岡山大大学助教ら、2タンパク質特定

岡山大大学院の平田あずみ助教(口腔組織学)らは、歯を支える歯周組織の1つであるセメント質をつくる細胞の成長に、2種類のタンパク質が重要な役割を果たしていることを突き止め、細胞組織化学分野の米学術誌(電子版)の1月号で発表した。歯周組織の再生や治療への応用が期待される。
 平田助教らは、骨組織とセメント質の化学組成が似ていることなどに着目。骨組織をつくる骨芽細胞の成長に欠かせない「ランクス2」と「オステリックス」というタンパク質が、セメント質の形成にどう関与しているかを調べた。
 ラットの下あごの臼歯の断面を蛍光染色して顕微鏡で観察すると、歯根表層の細胞にこれらのタンパク質が存在していた。さらに詳しく調べたところ、主要なセメント質の成分である「オステオポンティン」が確認された。
 セメント質は、セメント芽細胞と呼ばれる細胞の働きによって形成されることが知られている。
 これらの結果から平田助教らは、セメント芽細胞はランクス2とオステリックスの働きによってできたと結論付けた。
 平田助教は「歯が生える際にもこれらのタンパク質が何らかの役割を果たしている可能性がある。今後、動物実験でさらに機能を調べ、歯周病をはじめとする疾患治療への応用の可能性を探りたい」としている。 【IndepenDent Net】
🙂

旧未分類 | 2009年02月11日

<歯周病>菌の作る酪酸がHIV活性化…発症の恐れ

歯周病の病原菌が作り出す酪酸が、潜伏しているエイズウイルス(HIV)を活性化させエイズを発症させる恐れのあることを、日本大学の落合邦康教授=口腔(こうくう)細菌学=らが突き止めた。

 白血球の中の免疫細胞に潜伏しているHIVは、酵素の一種「ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)」によって増殖を抑えられている。HDACの働きが妨げられると、ウイルスが活性化し、発症につながることがわかってきた。

 一方、歯周病菌は増殖の過程で酪酸を大量に作り出す。歯周病患者の歯と歯肉の間の溝からは、健康な人の約20〜30倍の酪酸が検出される。落合教授と名古屋市立大学の岡本尚教授(細胞分子生物学)らは、酪酸がHDACの働きを妨げることに注目。HIVが潜伏している免疫細胞に、酪酸を含んだ歯周病菌の培養液を加えたところ、ウイルスが急激に増殖することを実験で確認した。

 歯周病は軽度から重度まで含めると、25歳以上の国民の8割以上がかかっているとされる。落合教授は「HIVの感染に気づいていない人が、歯周病をきっかけに発症する恐れがある。今後はマウス実験や疫学調査で実態を解明したい」と話す。

 国立感染症研究所の泉福英信氏(口腔細菌感染症学)の話 最近、歯周病が糖尿病や心臓疾患にかかわっていることが報告されている。今回の結果は歯周病がHIVなどのウイルス感染症にも影響をおよぼすことを示している。口の中を清潔に保つことの大切さが、再認識されるきっかけになるだろう。
=-o

旧未分類 | 2009年02月08日

糖尿病患者 推定で2,210万人−厚労省「国民健康・栄養調査」

歯周病とも少なからず関係する糖尿病が「強く疑われる人」と「可能性が否定できない人」の合計が増えている。厚労省の「平成19年国民健康・栄養調査」で分かった。19年の「強く疑われる人」は約890万人、「否定できない人」は約1,320万人、合計で2,210万人と推定。平成14年の前回調査に比べて合計で約590万人増。 =-o

旧未分類 | 2009年02月03日

花王、加齢による歯の変色のメカニズム解明

花王は加齢によって歯の白さが失われるメカニズムの研究結果をまとめた。10―70代の男女186人について、飲食物による着色や歯垢などを除去してから、デジタル画像解析で歯の色を測定した。
 研究結果によると、歯の表面を覆うエナメル質はエナメル小柱といわれる小さな円柱が集合したもので、小柱の間には約0・1マイクロメートルのすき間がある。白い歯はこの小柱のすき間が明瞭に空いており、黄ばんだ歯は小柱の間に堆積物があり、すき間が不明瞭なことが分かった。
 すき間にある堆積物を分析したところ、カルシウムやリンなどで構成されていることから、唾液がもとになっていると見られる。加齢により唾液の分泌量が減り、唾液中のカルシウムやリンなどの濃度が上昇するため、それが小柱の間の堆積物となって、歯のツヤが低下するメカニズムが判明した。
😀

旧未分類 | 2009年01月28日

口唇裂・口蓋裂の治療で札医大、チームつくり患者に対応/北海道

生まれつき、上唇や口の中の上部が割れた口唇裂(こうしんれつ)や口蓋裂(こうがいれつ)は、複数の診療科での治療が必要になる。札医大病院(札幌市中央区)は昨年10月から、形成外科を中心に、歯科口腔(こうくう)外科、耳鼻咽喉(いんこう)科、小児科、リハビリテーション科の5科で治療班をつくり、チームで治療に当たっている。「口唇裂や口蓋裂は一つの科だけでは治療できない」と、治療班リーダーの四ッ柳高敏さん(46)=形成外科教授=。 チーム医療開始に当たり、各科で担当医を決めた。出生から高校生まで患者の成長に応じた治療の流れを作り、各患者の統一した治療方針を決める症例検討会の態勢も整えた。 「専門的な施設で一貫したすべての治療が受けられるのは患者にとって恩恵が大きい」 口唇裂や口蓋裂は、500−600人に1人の割合で生まれる。ほとんどの場合、明確な原因が分からないという。外観に加え、食事、発声、かみ合わせなどに問題を抱える。
 治療の中心となる形成外科は、手術で外観や機能の修復を図る。
 口唇裂の場合、札医大では生後3−6カ月ごろ、対称的な上唇と鼻の形を同時に作る手術を行う。食事や正しい発声ができるよう割れた筋肉も再建する。成長に応じて修正手術を行うこともある。
 口蓋裂の場合、札医大では1歳3カ月−1歳6カ月ごろ、口と鼻を隔てる口蓋の裂けた部分を閉じる手術を行う。割れた筋肉もつないで再建。歯科口腔外科で行うこともある。
 口蓋裂の子は、中耳炎になりやすいため耳鼻咽喉科で治療を受ける。手術を受けても鼻から空気が抜けて、「ぱ」行や「は」行などがうまく言えない子は、リハビリテーション科で言語聴覚士による言語訓練が必要だ。
 体や心の発育や発達の問題は小児科、歯並びやかみ合わせは歯科口腔外科が担当する。
  四ッ柳さんは「治療技術が進歩し、良いタイミングで適切な治療を受ければ、外観、かみ合わせ、言葉などは正常になる。治療を終えた方でも種々の修正術が可能だ。5科の連携で、よりよい治療を提供したい」と話す。

旧未分類 | 2009年01月01日

明けましておめでとう御座います(^O^)

明けましておめでとう御座います 🙂 本年もよろしくお願いいたします 😉 新年は5日(月曜日)から3院ともに診療開始です 😀

旧未分類 | 2008年12月23日

三嶋 顕理事長 岩見沢歯科医師会創立60周年記念功労表彰授与

19日に当院理事長 三嶋 顕先生 が岩見沢歯科医師会創立60周年記念式典で岩見沢歯科医師会より岩見沢歯科医師会創立60周年記念功労表彰授与されました 🙂

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