インプラントのメインテナンス 編

メインテナンス

インプラントの長期にわたる健康維持のためにもっとも重要なことは、インプラントのメインテナンス(定期的なインプラントの検査とクリーニング)です。定期検診は2~6ヵ月に一度行うのが目安ですが、人それぞれ違いますので担当医に聞いてみましょう。

☆メインテナンスでのチェック項目

□清掃状態

□ポケットの深さ

□ポケットからの出血

□ポケットからの排膿

□骨吸収の状態(X線撮影)

□動揺度

□噛み合わせ

□上部構造の変化

□食片圧入(歯の間に食べ物が詰まる)

□その他

☆メインテナンスで受ける内容

・クリーニング

・ブラッシング指導

・噛み合わせの調整

・食事指導

・その他

インプラントのの歯周病

☆インプラント周囲粘膜炎

インプラント周囲の粘膜が炎症を起こしている状態。インプラント周囲粘膜から出血があったり、赤く腫れていたりする状態ですが、骨の吸収はともないません。治療により改善できます。

☆インプラント周囲炎

インプラント周囲粘膜炎が進行して、インプラントを支えている骨が吸収してしまった状態です。さまざまな治療法がありますが、外科的治療が必要になる可能性もあります。

治療後の歯磨き

インプラントに上部構造が装着された後、基本的には自分の歯と同様に磨きます。インプラント専用の歯ブラシや歯間ブラシ、フロス、タフトブラシ等も使ってみましょう。上部構造が特殊な形をしていて磨きにくい場合もあるため、衛生士さんなどからしっかりとした指導を受けましよう。