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旧未分類 | 2004年11月16日

「歯科診療における救急処置と介助」

 今日はある講習会を受講してきました。内容は「歯科診療における救急処置と介助」です。 私達歯科医師の普段の診療で口の中だけを診ているだけではありません。近年は年齢に関係なく全身的な病気を持っていると思われます。小児ではアトピー・アレルギー、成人では心身症・肩こり・腰痛・偏頭痛、高齢者では高血圧・糖尿病・心臓疾患などです。このように患者さんはざまざまな病気を持っていることが多いと思います。また、歯科診療で病院の独特な緊張感が生まれ血圧が上がるとも言われています。 私達はこのような患者さんの状態を確認しながら診療をするように心がけています。それでも偶発的な事故は起こりうるのです。 そこで、患者さんにお願いです。次の事を歯科医院に行くときは心がけてください。 1,今日の全身状態を担当医に話す(風邪気味など) 2,今まで歯科治療で具合が悪くなったことがあるか? 3,現在までの病歴 (自分で歯科に関係ないと思い込まないで軽い病気についてもできるだけ話して下さい) 4,自分でこれが治療で苦手なこと(吐き気がしやすい・麻酔が怖いなど)  以上の事を担当医に話してみてください。きっとリラックスして治療が受けられますよ! 歯科医師と患者さんが良い関係を築くことがお互いに気持ちの良い時間が過ごせると思います。どんな小さな事でも気づいたことを担当医に話してみてくださいね!私達は必ず耳を傾けます!!