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旧未分類 | 2009年10月21日

喫煙、飲酒しない人でも歯周病でがんリスク 米大学研究チーム発表

歯ぐきにたまる細菌が原因で歯を支える骨が溶けて歯が抜けやすくなる歯周病は、頭部や首のがんを発症するリスクを高める可能性があるとの調査結果を、米ニューヨーク州立大の研究チームが米国のがん専門誌に発表した。ロイター通信が伝えた。
 チームは、1999〜2005年に頭頸部(けいぶ)のがんで治療を受けた266人について、歯を支える歯槽骨の状態をエックス線で検査。健常な人207人と比較した結果、歯槽骨が1ミリ失われるごとに、がん発症のリスクが4倍以上も高まることが分かった。
 頭頸部がんに関連があるとされる喫煙や飲酒をしたことがない人でも、リスクの増加が認められたという。<共同通信 秋田魁新報>