旧未分類

旧未分類 | 2010年06月22日

「歯周病」は糖尿病の第6番目の合併症(*_*)

『歯周病』は腎症、網膜症、神経障害、大血管障害、小血管障害に次ぐ第6番目の慢性合併症といわれています。

国内外の調査から、糖尿病の人はそうでない人に比べて『歯周病』にかかっている率が高く、しかも重症化しやすいことむし歯も多く、残っている歯の数が少ないことがわかっています。

糖尿病治療の基本は適切な「食事」と「運動」です。

しかし、歯周病が進んで歯を失ってしまうと、あまり噛まなくて良い、軟らかな食品に偏りがちになります。こうした、軟らかな食品にはブドウ糖やショ糖などの吸収の早い糖質が多く含まれるものが多くなり、血糖値を急激に上げる危険があります。

よく噛んで食事をすると、ゆっくりと食事をすることになり、食べすぎを防止し、少ない量でも満足感が得られるようになります。

さらに、噛みごたえのある食品は食物繊維の量が多く、脂質や糖質の量は少なめであり、食物繊維は食品中の脂肪や糖質の吸収をゆっくりにします。

また、近年、糖尿病患者に対し歯周病の治療・管理を行なうことにより、血糖コントロールが改善したとの報告がなされており、糖尿病(高血糖)と歯周病の間には双方向の関係があるのではないかと注目を集めています。

このため、糖尿病の人は、歯周病の予防・管理に人一倍の注意が必要です。 もちろん、きちんとした血糖コントロールも不可欠です。

みしま歯科医院で受診する際には、「血糖値が高いと言われている」「糖尿病の治療を受けている」旨、忘れずに伝えてください。

みしま歯科医院では、日本糖尿病協会歯科医師登録医が常勤しております。全身と口の関係も近年詳しく分かってきました!全身の健康を保つためには、まずお口の健康です。みしま歯科医院では定期健診や専門家によるお口のクリーニングをオススメしております