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旧未分類 | 2011年02月10日

酸性の飲食物は要注意 !


飲食物などに含まれる酸により、歯の表面が溶けてしまう「酸蝕歯」。
進行と冷たいものが歯にしみる知覚過敏や、虫歯のような痛みを引き起こす。原因となる酸性飲食物は、炭酸飲料やかんきつ類など、私たちの食生活に深く根付いた身近なものばかり。予防には、食生活の習慣を見直して、過剰摂取や不適切な飲み方、食べ方を改めることが大切です!
 
酸性の飲食物を摂取すれば、当然のことながら口の中は酸性に傾く。しかし通常は、唾液が酸を中和して口内を中性(pH7・0)に戻すとともに、唾液に含まれるカルシウムなどが、溶けたエナメル質を修復(再石灰化)してくれるため歯の健康は維持される。
 
ところが、酸に触れる時間が長い場合や頻度が高い場合、口内が乾いて唾液が少ない場合には、修復が間に合わずに酸蝕が進んでしまう。エナメル質が薄くなって歯が欠け、象牙質が露出して歯が黄ばむ。知覚過敏や痛みなどの症状も現れる。
「炭酸飲料を頻繁に飲むなど、歯が酸にさらされやすい習慣は改めるべきだ。乳幼児にジュースを哺乳瓶で与え、そのまま寝かしたり、ワインをちびちび飲んだりするのもリスクを高める」と歯科医師のコメント。

対策として 
1,酸性飲食物の摂取後は水やお茶で口をすすぐ 
2,軟化した歯が削れるのを防ぐため、摂取後30分は歯磨きを控える
3,デンタルガムやフッ素入りの歯磨き剤で歯質を強化する