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旧未分類 | 2004年10月22日

入れ歯の学問2

 「あなたの入れ歯は合っていますか?」  今回は入れ歯の入る器官、すなわち口腔(くち)について書いてみようと思います。歯のある方は歯を横にギリギリしたり、口をタコの様にとがらせたり、舌を色々な方向に動かしたりすることは当たり前のように出来、意識したことはないと思います。しかし、長期間入れ歯を入れていなかったり、合わない入れ歯を入れていると、口の動きが制限されて口腔運動も阻害してしまいます。そのため、新しい入れ歯を入れたとしてもなかなか咬むことが出来ないという症状が出やすいと思います。 そこで、当院では衰えて口の筋肉を積極的に動かしてもらう「笑顔体操」を考案しました。この体操はどんなときでも、道具は一つも入らず、年輩の方でも簡単に出来ます。詳しくは各院に問い合わせていただければ詳しくお教えいたしますが、リラックスして口を中心に動かして貰う体操です。この体操は、毎日することが大切で約5分前後で出来ると思います。この体操の効能として口が動きやすくなるだけでなく、顔が若返り、肌の艶がよくなり、唾液の分泌も良くなります。(ただし、あごの痛みをお持ちの方は担当医に訪ねてください!) 咬むという動作は毎日何気なくしていますが、人間が生きていくためにエネルギー・栄養が必要であり、そのエネルギー摂取のために口は最初の入り口なのです。その、入り口が衰えることは身体が衰えていくと同じなのです。 そこでもう一度、「あなたの入れ歯は合っていますか?」