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旧未分類 | 2008年03月03日

国立感染症研究所など、特定の乳酸菌による虫歯予防効果を実証

 国立感染症研究所は19日までに、東京医科歯科大学、ビオフェルミン製薬との共同研究で、乳酸菌の一種「フェーカリス菌BIO−3B株」の虫歯の形成に対する阻害効果を確認したと発表した。BIO−3Bはビオフェルミン製薬の整腸剤などに含まれている成分。
 ビオフェルミン製薬によると、歯の表面を再現した実験で、虫歯菌を単独培養したものと、虫歯菌とBIO−3Bを混合培養したものを比較した時、混合培養した方には虫歯の原因となる菌のかたまり「バイオフィルム」が形成されなかった。他の種類の乳酸菌で同様の実験を行っても、効果が得られなかったことから、乳酸菌の中でもBIO−3Bに有用性があるとしている。同社は今後、虫歯予防のための医薬品や食品への応用が見込めると期待している。 🙂