旧未分類

旧未分類 | 2008年03月15日

中国義歯から鉛「安全に問題」

中国製の食品や玩具から毒性が検出されて内外で問題となる中、米国歯科技工所協会(NADL)が中国で製作された義歯修復物から「危険なレベルの鉛が発見された」と報告している。日本の歯科医療でも安価を売り物にした中国など海外の技工物が広がる状況にあり、歯科医に緊急アンケートを行った青森県保険医協会歯科部は「海外技工物に関しては、法律上の制約も行政上のチェックもないままに行われており、安全性の面から大きな問題がある」と警告している。

同協会などによると、中国製の義歯修復物に関しては、米国オハイオ州の患者からNADLに連絡があり、修復物を専門機関で分析したところ「危険なレベルの鉛が材料に使用されている」ことが分かった。米国議会が中国製玩具の回収の目安とした90ppmを上回る210ppmの検出もあったという。さらに、ボストン大学歯学部が追加調査した結果、鉛に加えて「放射性アイソトープ・トレース」が含まれていることも明らかになった。米国歯科医師会(ADA)は「非常に深刻な事態」としている。 :-! 〔Yahooニュースより〕