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旧未分類 | 2009年07月16日

乳幼児、歯磨き中の転倒注意 歯ブラシで口内を切りケガ

乳幼児が歯磨き中に転倒し、口の中を切るなどの事故が目立っている。
 東京消防庁によると、同庁が管轄する東京都内(一部地域を除く)では、昨年1年間に計48人の乳幼児(6歳以下)が歯磨き中の事故により救急車で病院に運ばれた。そのうち、1歳児(23人)と2歳児(10人)で、全体の約7割を占めた。
 2歳の女児は歯磨き中に転倒し、歯ブラシが歯茎に突き刺さって重傷を負った。ほかにも、歯ブラシを口の中に入れたまま歩いていたところ、壁にぶつかったり、布団につまずいて転倒したりして、口の中を切るなどの事故が起きている。
 また、親が6歳の男児をひざに載せて歯を磨いていたところ、その弟が突然親に抱きついてきたため、手元が狂い歯ブラシで男児の口の中を切ってしまったケースもあった。
 東京消防庁生活安全課は「歯ブラシを口に入れたまま転倒すると、重大な事故につながる恐れがある。幼児は転倒しやすいので、歯ブラシを口に入れたまま歩きまわらないように十分気を付けてほしい」と注意を呼びかけている。