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旧未分類 | 2010年03月06日

入れ歯安定剤を自主回収=亜鉛で副作用の恐れ−英グラクソ

英製薬大手のグラクソ・スミスクライン(GSK)の日本法人(東京)は4日、GSKが製造し、アース製薬が販売する入れ歯安定剤「新ポリグリップEX」の生産を中止し、自主回収すると発表した。同製品は粘着性を高めるために亜鉛を含有。製品の使用によっては亜鉛の過剰摂取となり、貧血や手足のしびれなどの副作用を引き起こす恐れがあるため。
 2007年9月の発売で、計二百数十万本を出荷。現時点で13万1500本が流通しているという。これまでに、顧客から製品使用による手のしびれなど計3件の問い合わせがあった。GSK側は因果関係は不明としているが、「予防的な措置」として製造中止を決めた。ただ、亜鉛を含まないその他製品の安全性は問題ないという。
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