口内炎の予防と治療!|岩見沢市の歯医者|みしま歯科医院

一般歯科・治療について TOPICS

口内炎の予防と治療!

口内炎の予防と治療!

いた~い 口内炎(>_<)   治りにくい 口内炎(>_<)   そんな方へ(^O^)

☆傷が原因の口内炎ができる仕組み

①魚の骨などが刺さる、誤ってかむ、などして口の中に傷ができる。

②この時、唾液の分泌が低下していると、細菌が洗い流せず傷で細菌が繁殖。

③炎症=口内炎になる。

☆原因不明の口内炎ができる仕組み

口の粘膜は絶えず新陳代謝で再生しています。 疲労やストレスで新陳代謝が低下すると、表面が荒れます。さらに悪化すると潰瘍になります。これはつまり、口の中に「胃潰瘍」ができているようなものです。 潰瘍は内側からできた傷のようなものです。あとは外傷が原因の場合と同様、細菌が繁殖すれば炎症=口内炎になります。

 

「殺菌ブクブクうがい」

口内炎を根本から治すためには、口の中の細菌の繁殖を抑える必要があります。そのためには、殺菌成分入りのうがい薬や洗口液を使ったブクブクうがいが効果的です。実験によると、20秒のブクブクうがいを3回行った場合、口の中の細菌を10分の1程度に減らすことができました。しかも、その効果は3時間以上持続したのです。うがい薬や洗口液は、殺菌成分入りのものなら、どれでも同等の効果があると考えられます。また、口の中に傷ができたとき、口内炎ができたと気づいたときなどにすれば、効果があると考えられます。通常は、毎食後と寝る前の、1日合計4回するのが良いでしょう。

 

☆口内炎の塗り薬の種類と効果

口内炎の塗り薬には、大きく2種類あります。

[1] ステロイド系の塗り薬

免疫を抑制し、痛みを和らげる働きがあります。口内炎が痛くて食事ができないような場合に、とりあえず痛みを抑えて、体力が低下することを防ぐために塗布します。細菌の繁殖を抑えることはできないので、まず殺菌成分入りのうがい薬や洗口液でうがいしてから使用するのがおすすめです。

[2] その他の殺菌・消炎成分入りの塗り薬

この種類の大半が市販薬です。殺菌効果は期待できますが、塗った場所だけの局所的な効果になりがちなので、やはり殺菌成分入りのうがい薬や洗口液でうがいしてから使用することをおすすめします。

 

☆口内炎の飲み薬とは? その効果とは?

口内炎の飲み薬は、大半がビタミンB2を中心としたビタミン製剤です。これは、ビタミンB2欠乏症で口内炎ができることが研究で知られているためです。よって「ビタミンB2を主としたビタミン不足で口内炎ができている人」には有効ですが、それ以外の理由で口内炎ができている人には有効ではありません。専門家によると、患者の血液検査をすると、ビタミンB2不足が原因で口内炎になっている人は、10~20%程度とのことです。

 

☆うがい薬・洗口液を使う際のポイント

殺菌成分入りのうがい薬や洗口液でブクブクうがいをして細菌の繁殖を抑制することは、口内炎の予防にも治療にも有効です。うがいは、塗り薬の前に行うのがおすすめです。ただし、傷がある場合、殺菌成分が細胞にダメージを与え、傷の修復を遅らせるので、うがい薬や洗口液でブクブクうがいした後に水でうがいすることをおすすめします。

 

 みしま歯科医院7条院では、軟膏を塗布し、レーザー治療により治癒をより早める口内炎治療を行っています。