Q:インプラント治療は他の治療法と比べて、どう優れているの?|岩見沢市の歯医者|みしま歯科医院

インプラント治療について TOPICS

Q:インプラント治療は他の治療法と比べて、どう優れているの?

A:よくかめて、インプラント自体の寿命が長く、周りの歯の寿命も延ばすことが可能な点です。

☆インプラントは第二の永久歯

歯を失った後の治療法にはブリッジ、入れ歯、インプラントという3つ

の方法があります。

 インプラントは自分の歯と同じくいかむ力(咬合力)があり、″第二の永久歯″ともいわれています。また、入れ歯と比較してもかむ力および食品粉砕能力はインプラントの方が約3倍大きくなります。

 

☆周りの歯に負担をかけない

寿命に関しては、ある研究によると、人工の歯の6年生存率は入れ歯で33.3%、ブリッジで77.4%、インプラントでは94,7%という結果です。また、歯を失った前後の歯の10年生存率は、入れ歯の留め金をかけている歯は56%。ブリッジの支台の歯は92%となります。

インプラントは前後の歯に負担をかけず、むしろ負担を軽減するので98%とほぼ100%に近い生存率です。

 

☆設計の変更が可能

インプラントの特徴の1つとして「ライフステージに応じた設計に変更が可能」があげられます。将来的に要介護状態になった際に、メインテナンス(定期検診)しやすいように固定性の人工の歯をインプラント支台の入れ歯に変更したり、場合によってはアバットメンド(連結装置)をはずしてインプラント体を歯ぐきの中に封じ込めることも可能です。

 残っている歯や歯が抜けた部分の状況などにより治療法の選択肢は変わります。しかし、条件が合えば、インプラント治療は他の治療法よりよくかめて、インプラント自体の寿命が長く、周りの歯の寿命をも延ばすことが可能となる優れた治療法といえるでしょう。
日本口腔インプラント学会認定専門医 みしま歯科医院 三嶋直之