保険の差し歯や入れ歯は何年もつのか|岩見沢市の歯医者|みしま歯科医院

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保険の差し歯や入れ歯は何年もつのか

何年もつかは、その人の食生活や定期検診の受診次第で差がつきます。

わが国においても、これまでいくつかの疫学調査が報告されています。何年もつかは、その人の食生活や定期検診の受診次第で差がつきます。歯を支える歯固組織や咬み合わせは年齢ととともに日々変化します。こうした変化に対応するためにも定期的なメインテナンスは欠かせません。

札幌市内の歯科医院で調査しか例を紹介します。調査は1991年から2005年まで6499歯を調べたもので、3年、5年、10年の生存率をまとめたものです。10年以上もつ人もいますが、詰め物は5年程度、銀歯は8年程度と考えておいたほうかよいでしょう。入れ歯は適合が悪くなると破損したり、うよく噛めなくなりますから、5年程度で修理するか、残っている歯に問題が生じるなどの状況によっては、新規作製も考える必要があると思います。ブリッジに関しては7年程度との報告もあります。

定期的なメインテナンスで、早めの対策をとれば、さらに大きな修復物にならなくても済みます。歯をなくさないためにも、治療が終わっでも歯科医院の管理を受けるようにしましょう。
日本口腔インプラント学会認定専門医 みしま歯科医院 三嶋直之