Q:インプラントの潜在的偶発症にばどんなことがあるの?
いくつかの偶発症に出くわすことがあるかもしれませんが、すべて効果的な対処が可能です。
1、骨喪失
インプラント周囲に骨喪失が生じることがあります。歯科医師の定期検診によって骨喪失の進行は確実に見つかります。
2、感染
多くのインプラント周囲の感染は口腔衛生の不良が原因です。感染を防ぐためには、4ヶ月に一度の歯科医師あるいは歯科衛生士によるプロフェッショナルグリーニングが必要となります。もし歯周病と診断されたら、歯周病予防のプログラムに従ってください。最低1日2回の適切なお口の清掃が大切です。
3、インプラントの喪失
インプラントは感染や破折などさまざまな理由で失われます。まれですが、オッセオインテグレーションが生じないことちあります。通常、失敗したインプラントは新しいものへ取り替えることができます。条件により治癒期間が必要な場合があります
4、インプラントの破折
インプラントの破折はめったに生じません(全体の1%未満)。こうした偶発症は通常、異常習癖(歯ぎしり、食いしばり)のある患者の方、不安定なかみ合わせ、あるいは他の過重負荷によって生じます。マウスピースの装着の必要性があります。
5、修復物の偶発症
クラウンやブリッジの陶材部は破折することがあります。小さな陶材の破折は、インプラントと骨の間にショックアブソーバー(衝撃緩衝能)がないため、天然歯より多く起こります。クラウン・ブリッジや義歯用のネジの破折、あるいはネジのゆるみはめったに起こらず、10%以下と報告されています。この種の失敗はインプラント破折と同様に、何らかの原因による過重負荷で生じます。
日本口腔インプラント学会認定専門医 岩見沢市 みしま歯科医院 三嶋直之