ミュータンス菌の母子伝播
むし歯菌(ミュータンス菌)は生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には存在しません。ところが、奥歯が生える1歳6ヶ月ごろになると、まわりの大人の唾液をとおしてミュータンス菌が赤ちゃんに伝播することがわかっています。世界的にみても、もっとも身近な母親からの感染がいちばん多いので、赤ちゃんのためにも、あらかじめお母さんの口の中のミュータンス菌を減らしておくことが大切です。
☆感染しやすい時期は1歳6ヶ月~2歳7ヶ月
日本口腔インプラント学会認定専門医 みしま歯科医院 三嶋直之