お口の都市伝説~歯医者との付き合い方これ本当!?;Q:歳をとれば歯がなくなるのは仕方がない!|岩見沢市のインプラント歯科医院|みしま歯科医院

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お口の都市伝説~歯医者との付き合い方これ本当!?;Q:歳をとれば歯がなくなるのは仕方がない!

Q:歳をとれば歯がなくなるのは仕方がない!

たしかに、歯がなくなるのは「歳のせいだ」と思われがちです。でもこれは間違いです。歯科に定期的に通っている人や、たまたま口のなかに細菌が少ないラッキーな人は、高齢になっても自分の歯でしっかり噛んで食べてますからね。

もちろん歳とともに歯ぐきは痩せます。歯もすり減ってきます。歯を抜く羽目になることも当然ながら増えてはきます。

しかし、若い頃から定期的に歯医者に通い、寝る前にきちんと歯みがきとフロスをしていれば「歯周病でグラグラしてきて入れ歯が必要になった」なんてことはすごく減るはずです。しかも、日本ではなおさらね。

なぜなら、本の歯医者は、簡単には歯を抜きません。来院した患者さんの歯を極力残し、少しでも長く使おうと努力するでしよ? 訴訟社会の欧米ではこうはいきません。ひとまず持たせても、万が一痛くなったら訴えられちやいます。だからさっさと見切りをつけて抜いちやいます。そこへいくと日本では、よほど望みがないときでないと抜きませんからね。(しかし結局、定期受診が定着していない日本のほうが、最終的な抜歯数は多いように推定されます)

歯を失わないようにするコツは、痛くなってから受診するのではなく歯が悪くなる原因となる歯石を定期的に取り去ることです。今からだって遅くないですよ。定期受診を続けていると「あれ? そういえば最近歯を抜かないな」つてなりますから。
日本口腔インプラント学会認定専門医 岩見沢市 みしま歯科医院 三嶋直之