歯が折れたことが原因で抜歯になってしまった方は、特に注意が必要です。無意識のうちに歯が折れてしまうほどの力が入っている証拠です。かみ合わせの調整をしてバランスを整えることが必要です。また、インプラント体が折れてしまったり、人工の歯が壊れたりと、治療終了後のトラブルの原因となります。その予防法として就寝時にマウスピースを装着し、歯やインプラント体にかかる力を軽減させます。くいしばりや硬い食べもの（スルメや干し芋など）を食べる時も要注意です。
日本口腔インプラント学会認定専門医　みしま歯科医院　三嶋直之