自分の歯を失っても、義歯や インプラントで健康寿命は延びる!
残っている歯が多いこと、かむ力のあることが、要介護を予防し、健康寿命を延ばすことに影響するとおわかりいただけたでしょうか。だからといって、「歯を失ったら終わり」ではありません。自分の歯はほとんどなくても、義歯を使用している人は、義歯を未使用の人に比べて認知症を発症する割合が低く、20歯以上自分の歯が残っている人とほぼ同様との調査結果があります。また、義歯を使用すると、転倒のリスクが少なくなることもわかってきています。
たとえ自分の歯を失っても、人れ歯やインプラントなどの義歯で歯を補えば、お口の機能は回復します。
歯を補う方法の中でも、特にインプラントはかむ力が強く、「第二の永久歯」ともいわれます。インプラントでお口の機能を回復することは、要介護を予防し、健康寿命を延ばすことに大きく貢献する可能性があるのです。
日本口腔インプラント学会認定専門医 みしま歯科医院 三嶋直之