Q:インプラントが注文されるのはなぜ?
・インプラントについて正しい知識と技術を持った歯科医師が増えたことにより、正確な情報が一般の方々にも広がりつつあります。
・インプラントをされた患者さんの喜びが、家族や友人に伝わることによって、現在この治療法を選択される患者さんは増加しています。
・8020運動
8020運動をご存知でしょうか。厚生労働省や日本歯科医師会などにより推進されている“80歳まで20本の歯を残しましょう”という運動です。口腔衛生への関心の高まりを反映して、残存歯数20本以上の残存歯を持つ者の割合共に増加してきています。しかし、まだ不十分な状態は続いていて、多くの人が、多くの歯を失っているのが現状です。
・失った歯を入れるにはブリッジ・入れ歯・インプラントのいずれか
不幸にして歯を失ってしまった場合、失った部分に歯を入れるためには、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つの方法のうち、いずれかを選択しなければなりません。
日本は、欧米に比ベインプラントの普及が遅れていますので、今までは、ブリッジや入れ歯が選択されることが多く、インプラントはその選択肢としても説明されないということも多くありました。
・インプラントの知識と技術を持った歯科医師が増えてきた
しかし、日本でも、インプラントの効果や安全性が認められるようになり、インプラントの技術を積極的に学び、治療に取り入れようとする歯科医師が増えてきた結果、きちんとしたインプラント治療が広く行われるようになっ
てきました。また、インプラントについて正しい知識と技術を持った歯科医師が増えたことにより、正確な情報が一般の方々にも少しずつ広がりつつあります。
・インプラントをすることによってしか得られないメリットがある
インプラントは、ブリッジのように、失った歯の両隣りの歯を削る必要がなく、入れ歯のように、動いてしまうことや、取り外しの必要もありません。また、入れ歯と比べると、咬む力は大きくなり咀しゃくの際の効率も向上することがわかっています。インプラントをされた患者さんの喜びが、家族や友人に伝わることによって、現在を選択される患者さんは増加しています。
日本口腔インプラント学会認定専門医 岩見沢市 みしま歯科医院 三嶋直之