Q:インプラント手術はどうやってやるの?|岩見沢市の歯医者|みしま歯科医院

インプラント治療について TOPICS

Q:インプラント手術はどうやってやるの?

A:お口の中を清掃し、麻酔下でインプラント体をあごの骨に埋め込み(埋入)ます。

☆インプラント手術の流れ

インプラント手術は、お口の中の検査を行い、その人に合った治療計画を立てて行います。骨がない場合は先に骨をつくるか、条件によってはインプラント体埋入手術と同時にさまざまな骨造成を行います。

1検査(×線撮影[CT含む]・口腔内握影・歯周基本検査)

2コンサルテーション

3歯周基本治療(ブラッシング指導・歯石除去・むし歯治療など)

4口腔内清掃・麻酔

5歯ぐきの切開・剥離

6手術ガイド装着

7インプラント埋入手術

8インプラントに合わせたサイズまでドリルであごの骨に穴を開けた後、インプラント体を埋入

9骨造成などの追加処置(オプション)

10縫合・止血

11術後検査(口腔内撮影・術後×線撮影〔CTなど含む〕)

 さまざまな部位や骨の状況により、手術内容や治療期間が変わります。骨に問題がない場合、1回法(外科手術を1回で行う)であれば4週後に口腔内スキャナーなどでの型取りに進み、骨造成などを行った場合には12週後以降に歯ぐきに埋まったインプラント体を歯ぐきから出す二次手術(2回法)を行います。

1回法はインプラント埋入手術時に粘膜(歯ぐき)貫通型治癒用キャップを装着し手術を一度で終わらせる方法です。

2回法は手術時にスクリューホールを封鎖するためだけのキャップを装着し、一度粘膜で覆ってインプラント分骨と結合するのを待ちます。さまざまな追加骨造成や軟組織(歯ぐきなどの軟らかい組織)造成をともなう手術には2回法が用いられます。
日本口腔インプラント学会認定専門医 みしま歯科医院 三嶋直之