A: 状況に応じて手術当日から数か月後までかめる時期に差があります。
☆インプラントを入れてからかめるようになるまで
インプラント治療を計画する時、2つのタイミングを老震する必要があります。
1インプラントを埋入する時期の分類
1:抜歯と同時にインプラント埋入
2:抜歯後4~8週(軟組織の治癒後)にインプラント埋入
3:抜歯後12~16週(一部骨の治癒後)にインプラント埋入
4:抜歯から6か月以上経週後にインプラント埋入
2インプラント埋入後にかめるようになる時期の分類
A:インプラント埋入から1週間以内にかめるまたは見た目上の回復
B:インプラント埋入から2か月以内かめるようにする
C:インプラント埋入から2か月以降にかめるようにする
インプラントの埋入手術直後は、単に既存の骨にインプラントが食い込んでいるに過ぎません。その後、インプラントの表面に新しい骨の細胞が直接生着することで完全に固定されます。インプラント埋入のタイミングは、手術部位の環境によって変わりますが、近年では条件が整えば抜歯と同時にインプラントを埋入したり、すぐに仮歯を装着して審美的な回復もできます。世界的に評価されたエビデンスで、手術直後に仮歯を装着する実証も増えており、治療期間の短縮や見た目の早期回復などメリットは大きいです。しかし。条件を満たすかの見極めが必要です。複雑な抜歯や大きな病巣を摘出した直後は、十分に骨がなく、インプラントが固定できません。したがって、メリットがリスクを上回る条件下で行われる必要があります。
日本口腔インプラント学会認定専門医 みしま歯科医院 三嶋直之