Q:一次手術ってどういう治療のこと?|岩見沢市のインプラント歯科医院|みしま歯科医院

インプラント治療について TOPICS

Q:一次手術ってどういう治療のこと?

Q:一次手術ってどういう治療のこと?

・一次手術とは、インプラントを顎の骨に埋入する手術のことです。
・一次手術を行う前に口の中が清潔になっていないといけません。

・一次手術というのは
一次手術とは、インプラントを顎の骨に埋入する手術のことです。一般的には虫歯を治療するときと同じ麻酔を使って行いますので、全身麻酔を使った手術とは違って会話ができる状態で行われます。また、麻酔によって麻痺した状態で行いますので、痛みを感じることはなく、もし患者さんが一番感じるとすれば骨を削る振動の不快感でしょう。さらに、ドリルを冷却するために生理食塩水を使用します。そのため骨を削っている間は口の中がしょっぱい時間があります。

・一次手術を行う前に口の中が清潔になっていないといけない
一次手術を行う前に口の中が清潔になっていないといけません。一次手術の当日までに歯石の除去(スケーリング)が終了している必要があります。また、手術直前にも歯科衛生士によって最終的なプラーク(細菌のかたまり)の除去を行います。手術を始める数時間前~前日に前投薬といって、抗生物質を服用していただくこともあります。これによって手術中にある程度の細菌の侵入があっても防御する能力ができるわけです。手術に使用する麻酔薬は、塩酸リドカインという非常に一般的なものを使用します。虫歯や親知らずの抜歯等の歯科治療においても、95%以上はこの薬を使用していますので、過去に歯科治療で麻酔を使ったことがある方には全く問題ないでしょう。

・麻酔が効いたところで歯肉の切開
インプラントは骨に埋めるものですから、よく麻酔が効いたところで歯肉の切開をします。患者さんはここで痛みを感じることはないのですから、感覚としては強く押されている、というだけのものでしょう。切開が終わると、骨の切削に大ります。細い直径のインプラントでは4種類ぐらいのドリルしか使用しないで埋入の準備ができてしまいます。太い直径のインプラントでは、さらに2~3種類のドリリングが追加されます。術前のレントゲンやCTによってかなり正確に骨の形や位置、大きさが把握されていますが、場合によっては術中に確認のためのレントゲン撮影を行うこともあります。

・インプラント体の埋入そして完了
インプラント体(フィクスチャー)の埋入はあっという間です。単純に埋めるだけなら1分もかからないのではないでしょうか。ただし、埋入の深さが決定しづらい症例ではいろんなポイントを確認しながらの手術となりますので、若干時間を要します。インプラントの埋入ののちに、切開した歯肉を閉じます(縫合)。この縫合がきれいにできるかどうかは予後に関わってきますので、大事なステップです。これで手術は完了です。埋入後にCT・レントゲンを撮影し、術後の注意事項、投薬方法の説明を受けて帰宅となります。

・翌日・翌々日は観察の日
翌日、もしくは翌々日が消毒と予後観察の日になります。ここで異常な腫れや感染がわかったら相応の処置が必要とすることがありますが、問題がなければ縫合した糸を抜くのは手術より約1~2週間後ですので、次回は翌週の予約ということになります。 一時手術において歯ぐきを切開する範囲が少ないほど腫れや痛みが出にくなります。 現在ではCT撮影とシミュレーションソフトの発達により、切開することなく一次手術を行う方法もあります。ただし、骨を直接観察することなくコンピュータ画像から作製されたガイドだけを信じて行う方法なので、骨が十分ある症例には適していると思います。
日本口腔インプラント学会認定専門医 岩見沢市 みしま歯科医院 三嶋直之