Q:インプラントは残っている歯を 守ってくれますか?
1本もしくはそれ以上の歯を喪失すると、となりの歯が失った歯の方向へ動いたり、対する顎の歯が伸びてきたりします。一般的に、歯の移動を阻止するとなりの歯や対する顎の歯が存在しなければ、移動したり伸びてきます。自分の歯を失うとこの現象が起きます。歯の移動は歯肉組織の高さやボリュームの不調和をもたらし、その結果としてとなりの歯はプラークの蓄積による歯周疾患や虫歯になりやすくなります。さらには顔つきや笑顔の美しさだけでなく、かみ合わせにも悪影響を与えます。インプラントは失った歯の代わ引こなるだけでなく、残っている歯を守ってくれます。
日本口腔インプラント学会認定専門医 岩見沢市 みしま歯科医院 三嶋直之